中小企業の脱炭素経営はシンプルです。大手企業は、サプライチェーンも含めた脱炭素経営を目指さなければなりませんが、ほとんどの中小企業は自分の会社だけを考えれば良いと思われます。
脱炭素経営を始めるにまず、やるべきことは温出効果ガス排出量の見える化です。
化石燃料使用によるCO2、電気の年間使用量に、各廃出係数を掛け算して、まず、自社の温出効果ガスの排出量を把握する事です。
そして、温出効果ガスの削減を行っていきます。
電気は、契約をCO2フリー電気に変える。→排出0になります。
化石燃料の使用量の削減は、思い切って、化石燃料を使っている動力機器を電化に変える。例えば、車やフォークリフトをEV化にします。買い替えのタイミングで、化石燃料を使用しない設備に切り替えます。
弊社のCO2排出量のほとんどは、自動車、フォークリフト、トラックの燃料によるものです。
できうるなら、自家発電(自家消費太陽光)で、電気の購入量を抑える。もちろん、節電の取り組みも可能な限り行います。
これで、脱炭素経営となります。